ハウスメーカーや工務店の注文住宅の見積もりを一緒に読み解く。

奈良を中心に不動産の売買、リフォーム、注文住宅と住宅に「もっと」を考える会社、原田建設です。
注文住宅を建築をご検討されてるお客様よりハウスメーカーから届いた見積もりを一緒に読み解く機会が増えました。
不動産会社と土地を決めてから家づくりを考えるのではなく、先にハウスメーカーや工務店に相談してから土地を探す方が増えたからでしょうか。
インスタなどで建築会社のアカウントに素敵な写真がいっぱい入っているので、そこから家づくりを始めている方が増えているんだと思います。

建築業者によってバラバラ見積書に大混乱

逆から探すこと、つまり建物→土地の順で探すことはとてもいいことだと思います。
総額の目途もつけやすく、建てたい理想の暮らしがいくらで建つのか?をしっかり調べて予算を考えることができるようになります。

(不動産会社として少し知っておいてほしいことはありますが、、、、)
ここで問題が発生します。

ハウスメーカーや工務店から提出されるのは資金計画書ではなく、見積書!!
資金計画書であっても建物だけのことはやけに細かく書かれているのにもかかわらず、土地取得時諸費用や建物取得時諸費用などがバラバラ、、。

総額で考えて自己資金、借入額、月々支払いを考えて、どの建築業者に任せようかと考えたいのにバラバラだからよくわからない。

と言った問題が発生します。
地盤補強費用が入っていたりいなかったり、、、。

お客様が大混乱になるのもわかります。

注文住宅専用資金計画書を作成

土地も決まっていない段階でははっきりと金額が入れられないと言うハウスメーカーや工務店の言い分も理解できます。だから土地検討中段階でその見積書と土地価格を合わせて、建築会社さんが必要だという項目を網羅しながら、全体予算やつなぎ融資手数料など銀行経費などを含んだ注文住宅専用資金計画書を作成し、

・土地の検討
・土地価格の検討
・各ハウスメーカーや工務店の検討

を一緒に行っています。
注文住宅の複雑な資金の流れをできるだけわかりやすくするために作成しています。

こっちには「地盤補強費」入ってない。火災保険安すぎる?

同じ資金計画書に落とし込む際に、
「地盤調査」をしないとわからない金額、「地盤補強費」は入っている会社に合わせて入力しています。
同じように「火災保険」「水道引き込み工事代」など土地が決まらなければ入力ができないところを最適化して同じ資金計画書に入力していきます。

そうすると
誠実にお見積書を作っているハウスメーカーや工務店もあれば、
安く見せかけているハウスメーカーや工務店も、、。

わかってしまいます。

担当さんが悪いわけではなく、おそらく会社風土でしょうか。

わかってしまいます。(2回目)

注文住宅のパートナー探しをお手伝いいたします。

私たちはどのハウスメーカーや工務店とも提携していません。
そのため、どのハウスメーカーや工務店でも構いません。

私たちがお手伝いできるのは土地取引までで、地鎮祭の時などはもっぱらカメラマン役です。
それでも私たちができることがあるのではないかと「もっと」を考えていきたいと思います。

先日ハウスメーカーで建築中のお客様から土地探し・建築会社を探す際に使用した弊社の資金計画書のエクセルデーターを欲しいと言われました。

ハウスメーカーからもらった見積書や資金計画書を改めて弊社の資金計画書に打ち直し、確認したいとのこと。

超大手のハウスメーカーさんの見積書は割引などややこしくて複雑すぎる。
建築家たちは理系なんですかね。

注文住宅をご検討されているお客様にはA3サイズの大きな文字の注文住宅専用の資金計画書をご用意しています。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

サイト活用ガイド
お問い合わせはこちら
この物件について問い合わせる