奈良を中心に不動産の売買、リフォーム、注文住宅と住宅に「もっと」を考える会社、原田建設です。
不動産は坪数と㎡数の両方表記となっていますよね。
この使い慣れない坪数や㎡数が最初の障害になっているかもしれません。
このホームページから売却の相談をいただく際も坪数と㎡数があべこべになっていることが多々あります。
ということでこの記事では坪数と㎡数の計算の方法やちょっとした豆知識に触れようと思います。
不動産のことなら何でも相談いただけましたら幸いです。
「坪数」の計算方法とは? 「坪数」→「㎡数」
1坪とは畳2枚(中京間)を並べたサイズのことを言います。
つまり、畳の短い方=91㎝ 畳の長い方=182㎝の畳2枚並べてできる正方形(182㎝×182㎝)が1坪となります。
1坪のだいたいの大きさはご理解いただけたでしょうか?
ポイント:畳2枚分が1坪
1坪=約3.3㎡
さてそんな1坪の面積は底辺×高さ=182㎝×182㎝=1.82m×1.82と計算することができます。
結果1坪=3.3124㎡となり、約3.3㎡と表記されています。
つまり50坪の敷地の場合、50坪×3.3=約165㎡となります。
20帖(畳)のリビングは10坪に置き換えられ、10坪×3.3=約33㎡となります。
坪や帖(畳)の表記から㎡数にすることは知っていればそれほど難しくないことだと思います。
様々なところで表記される坪や帖(畳)をぜひ㎡数に変換してみて下さい。
「㎡数」→「坪数」の計算式
さて、逆の計算もありますよね。
間取りなどでキッチン部分は5㎡と書かれていたり、登記簿謄本をみると㎡数しか書いていなかったりと㎡表記だけのものもあると思います。
そんな時は「㎡数×0.3025」していただくと坪数になります。
例えば
153.65㎡だった場合、
153.65㎡×0.3025=46.479125坪
となり、約46.48坪と表記します。
ポイント:㎡数×0.3025=坪数(約表示)
計算例:25㎡のLDKは何帖??
25㎡×0.3025=7.56坪
7.56×2(1坪は2帖だから)=15.125帖
となります。
計算式 まとめ
「一寸」や「一尺」など同じように日本古来の度量衡として使用されていた「坪」
1891年(明治24年)に導入されたメートル法から100年以上も経ってもなお、使用され続ける坪や帖(畳)
「1坪」は人間1人が1日で食べる量の米を収穫することができる広さを表しているそうです。
奈良時代から脈々と生活に根差し、統一表記とされてきた「坪」
3.3㎡よりも畳2枚分と体感としていまだわかりやすさもあって、まだまだ坪数の表記は続くのではないでしょうか?
私たちはどちらの表記にも慣れていますので、ご相談の際はお気軽にどちらの表記でもご相談してください。
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